帰ってくれば、もう放課後になっていた。
授業は適当に折原君が事情を話してくれたらしい…助かった、
蒐兎君は不機嫌そうな顔をしてるとシュークリームを見つけて目がキラキラと…
「はい、ありがと」
「サンキュー」
そういって二人は食べだした
「あんまり、食べたらだめだよ、今度の日曜ライブなんだから」
「真里亞先輩」
入ぐちに真里亞先輩と詩音先輩と裕也先輩聡先輩
「ライブって日曜だったっけ?」
とぼける裕也先輩天然なのか…
「裕也てめぇ…忘れすぎなんだよ」
聡はその発言にイライラしたようで
「つーかさ二人うるせえ」
「詩音、だいぶ君もうるさいけどね」
「何だと!真里亞!」
何とも騒がしい先輩
「集まるって聞いたんですけど何ですか?」
ひょこっと顔をだした四ノ宮先輩と
「あ、翔太勉強終わったの?」
深海君に瑠衣先輩か
「何…いきなり集まれとか…」
不機嫌そうな顔の瑠衣先輩
呑或が口を開いた。
「ライブの打合せだってさ」
ライブか…
アダルトで小悪魔な印象
歌にもでてるけど
そこらのアイドルとは雰囲気が全く違う
どちらかと言うと色気がすごい
制服ははだけてるし
如何にかならないものだろうか?
いや…逆にそっちのほうが女子からはいいのかな…?
その、後色々と打合せをしていた時
「抱きしめて~そっと~愛を見せて~」
綺麗なソプラノの声に振り返った
覇琉華君と深海君だった
まるで天使が歌ってるようだ。
いや歌的には小悪魔か
「…綺麗…」
そっと呟いた
するといきなり歌が止まって
翔太君がこちらを向いた。
「そういえばさ、乃彩って俺たちに最初からあんま興味なさそうだったよな」
翔太君が言った言葉に皆の視線が集まる。
「普通は、声に囚われて病み付きになるんでしょ?」
不思議そうに見る裕也先輩
「その見向きもしなかった所が…気に入った一つだからな」
真里亞先輩がわからないと思った瞬間だった。
時計を見ると
「っあっ!」
「煩い」
蒐兎君怒らなくてもいいじゃないか…
「今日は帰ります、執事に怒られるんで!」
そういってそのまま部屋を駆け出した。
狂華…迎えに来るって言ってたんだった…
忘れてた…
そのまま校門へ。

