HEVANS×LOVE(アイドルホストにつき本気(マジ)禁止!)

…んっ…

薄っすら目を開けた

「あっ起きたのかおはよう?」

誰かの膝の上って…

「…狂流奈…先輩?」

そう言うとゆっくり頷いた

意味が分からない
あの、ライブ後どうなった?
何故か体はだるく動かないし


にこっと僕を撫でる狂流奈先輩

動きたいが体の自由が効かない
思うに何かされたのだろう


「あーやっと起きた?もう…いっつも逃げるんだから…」

そういって僕に顔を近くに寄せた折原君
無理やり体を起こすと

どこだ…個々?

全く知らない部屋そして…
知らない男達

あぁ…HEAVENS×LOVEのメンバーか…


「乃彩…だよな自己紹介したほうがいいか?」

可愛らしい栗色の髪に目が大きく…って

同じような顔が二人いた
美月が言ってた双子か…

「君さ…何で覇琉華の事避けてたの?普通ありえないでしょ?僕は別だけど」

こいつ自意識過剰すぎる…

「蒐兎…って本当に言い方きついよね、そんなんで話すわけないじゃん」

嫌味ったらしく蒐兎君を睨み付ける折原君。

「ともかく…返してください」

それだけを告げた

すると黒髪の男が


「返すわけねぇだろ?俺様がお前を気に入ったんだからさ」

あざ笑うように僕を見た


「…」

迷惑な話だ、僕はまだ昼食食べてないんだぞ!

イライラする

「…何が目的…ですか?」

そういうと横に座っていた真里亞先輩が


「簡単な話だ、この部活メンバーのマネージャーみたいな物で働いてほしいそれだけだ」

腕を組む姿は不覚ににもかっこいいと…

って何思ってるんだ僕は!

「…すみませんがお断りします」

そのまま立ち上がろうとすると

横から腕を魅かれ

「ちょっわっ!」

どさっ

押し倒された真里亞先輩に

「わ~真里亞たんだいた~ん」

ふざけてニヤニヤと笑う折原君


「入ればいい話だ、それが嫌ならあんたは今後女子から酷い目にあうぞ?それでもいいのか?」

ニヤッと笑う姿は悪魔のようで

「う…わかりました」

嫌々承知した

「一つだけ聞いてもいいですか?…

何で僕なんですか?マネージャーになりたい人は沢山いたでしょ?」

そういうと覇琉華君が

「詩音言ってやって」

「そうだな、お前、ライブ中に一人だけ帰ったろ?あれで目つけられたんだよ、ばーか」

「なっ…」

自分が蒔いた種だったなんて思いもしなかった。