「どうせまた行くつもりだろ」


「もっちろん」



諦めるわけ無いじゃん




それにけっこう可愛かったから


友達になれば自慢できるかも!




「ねぇ、話し掛けに行こうよ〜」


「いまかよ‼︎」



しゃあねぇな〜


美琴は、一回決めたら聞かねぇしな





ブツブツ言いながらも

立ち上がった景斗は、



美琴と一緒に

蒼のいる教室に向かった





中を覗くと

隅っこに蒼と茉湖が座って喋っていた



「みーつけたっ!」