そう、私の新しい友達だったはずの、


昨日、私の酷いところを、気持ち悪いところを見せてしまった…。


円、だった…。




私は、驚きを隠せないでいた。


だって、円が…。


愛里が、沖本君と付き合っていると知った時と、同じくらいに驚いている。




「あんた、気持ち悪いのよ」




円が、私に罵声を浴びせてくる。


それを合図に、次々と女子が私に近づいてきて、




「そうよ!」


「ブス!」


「キチガイにも程があるってんの!」


「円に酷いことして!」


「最低!!」




と、私を罵倒してきた。




私の心が、また抉られてゆく。


言葉の刃が私を切りつけてゆく。




また、胸が痛くなる…。