久しぶりの沖本君との会話が…あんなのだなんて……。


ショックだよ…。




「ごめんね、雅ちゃん。


変なことさせちゃって」


「ううん、全然!」




どうせ、無視されるか冷たくされるかなんて、わかっていたし…。


覚悟は出来ていたわけだし・・・。




「私、やっぱり自分の力で仲良くならないと、駄目だよね」


「うん、そうだね」


「じゃあ、まずは手紙からとかにしようかな」




手紙?


それはまた古風な…。




「手紙って、喋るのとは違うから、やっぱり伝えたいことが

書きやすいっていうか、届けやすいと思うんだ」


「なるほど」


「だから、一緒に手紙の内容考えてくれない?」


「えっ!?」




自分の力で、仲良くなるんじゃないの!?


また、私も協力しないといけないの…!?




う~ん、波乱の予感…。