「あはははっはははははっははははははははっは。


ははははははははははははは」




高らかに笑って、私はずっと沖本君を刺した。


そのまま、永遠に刺すのか、というくらいに刺した。


数え切れないくらい。


面白いくらい。




「くふふっ…ひひっ……ひひひひひひひ」




あまりの悦びに、私の口からは涎が漏れる。


しかし、目からは涙が零れる。




「あははははは……はは…………………は」




そこで、私はサイフで沖本君を刺すのをやめ、


ぺたりとその場に座り込んだ。





あ。




あ。




あ。