最初で最後の口づけ

-夏休み-




いつの間にか、学校に行っていない間に、


夏休みになっていた。




日課が増えた。




誰もいない沖本君の家に行って、


沖本君のベッドに入って、


私の匂いを染み込ませること。




楽しくて、沖本君を想像すると嬉しくて、


なかなかやめられない。