圭太と二人っきりより人が沢山いた方がいい、そう私も思った。 それに奈美とさゆりは私の中で仲が良い友達だし、楽しいに決まってる。 私は自転車を止めて、体育館の中に入った。 入り口の靴置き場に靴があった。 圭太と奈美だろう。 私は体育館を覗いた。 「やっほー千尋ちゃん!」 そう大きく腕を振った奈美。 隣にいるのは圭太だった。 二人はネットを手に持っていた。 「ごめんごめん、道間違えちゃって」 「だと思った」 そう圭太が言った。