「いや。…俺さ、何年か前に生徒を失ってるんだよ。」 先生は静かな声で呟いた。 「精神的に苦しかったんだろうな、窓から飛び降りやがって。本当馬鹿野郎だ。 これからの人生なんでもいい事があるわけねぇじゃん。 そんなんでへこたれて将来どうすんだよ。 …大丈夫だと思っていた。 信じてた。 けど、もう失っちまったもんはしかたねぇ。 …死のうと思う前に思い出せよ、お前の思い出2度と思い返せねぇんだよ。」 先生…どうしてそんな悲しい顔で私を見るの? 「お前なら出来る。自分自身と戦え勝つんだ。」