あの日あの時...あの場所で








「「ご、ごめんなさい」」

放課後の廊下、帰宅で賑わうそこで頭を並べて謝った私と桃子。


「いや~ん、私も仲間入りしたい」

楓一人が空気を読めていなかったのは間違いない。



「馬鹿ね?さ、行くわよ」

楓を呆れた様に一瞥して歩き出した梅の背中からは、黒いオーラが放たれていた。


「怒ってるね?」

と楓。

「これ以上不機嫌にさせちゃダメね」

と桃子。

「それ、賛成」

私は苦笑いで手を上げた。



三人で梅の背中を追いかけたのは間違いない。


今後、賑わっている廊下での悪ふざけは止めようと思った。


針の筵の様に視線が刺さる中、私達4人は学校を後にしたのだった。