さくら今咲き誇る

――鳳 楓牙 side...


「あれ、楓牙じゃん。
お前どうした、珍しいな」



家を飛び出して俺が向かった先は…倉庫。

紫園(しおん)っていう暴走族の溜まり場。




「お前のほうが珍しいよ。
幹部室の引きこもり卒業???」


「うるせっ!!!」




そいつは俺の背中をばしーんと勢い良く叩いた。

背中がじんじんする。