あたしは罪悪感から沈んだ表情になっていたのだろう、蒼太があたしの頭をポンポンとなでた。


「そうだね。頑張ってくるよ!」


あたしは元気いっぱいに返事をする。


「俺は陽子を応援してるよ」


「うん。ありがとう蒼太」


そう言い、あたしは部屋を出たのだった。