「さあ、魔王石を渡せ。さもなくば、主の命は無い。

大人しく渡せば、主の命だけは助けてやろう。」






「っ………、だ、誰がっ………あんたたちみたいなヤツに…………!!」



ゴオオオオオ…………





周りは火の海と化している。



「さあどうする?ここで何も抵抗せず、魔王石も渡さず、火の海に巻かれて死ぬか?

それとも、魔王石を渡し、無傷で生き延びるか?」



くくくっと、不気味に笑うヤツら。




「……いいわ。」






「!!

……最初から、そう言えば良い物も………………。

さあ、案内しろ「誰か魔王石の在りかを教えるって言った?」