繭
詩・短歌・俳句・川柳
完
0
高山/著
- 作品番号
- 1050141
- 最終更新
- 2014/05/21
- 総文字数
- 485
- ページ数
- 1ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 229
- いいね数
- 0
- ランクイン履歴
-
詩・短歌・俳句・川柳36位(2014/05/24)
- ランクイン履歴
-
詩・短歌・俳句・川柳36位(2014/05/24)
出口無しかも知れないけど僕らは生きて行かなきゃいけない。
微かな希望。
2014五月二十日完結。
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この作品のレビュー
2014/05/26 00:01
投稿者:
ジウ
さん
希求。
彼は求め、語りかける。 何を? わからない。 だけど、求めている。 若い頃は良かった。 生き抜いた者が勝つ。 ただ、ひたすらに。 がむしゃらに。 そんなシンプルな生き方ができた。 けれど、今は違う。 経験が邪魔をする。 しがらみがいつのまにか、 絡め取ろうと纏わりつく。 生き抜くために。 だけど、 命の火をケズルようには 生きられない。 あの頃のようには 生きられない。 このぼんやりとした、 漠然とした、 煙草の煙のような 気怠い繭は、 彼、そのものなのだ。
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