のんびり散策を楽しみ、夕飯の時間も近づき旅館へと戻る。
部屋で くつろいでると、
そうだ!と言って 旅行バッグを探る洸太…
「はい。結婚1周年おめでとう 奥様。」
差し出された細長の箱には…ダイヤが光る綺麗なネックレスが入っていた。
「…綺麗……なんでこんなに 大事にしてくれるの?…私なんかに…」
涙が溢れた…
私はまだ 洸太を大事に出来てないのに…
「澪、お前がいいんだ。だから…これからも 俺のそばにいて。俺と結婚してくれて…ありがとう 」
そう言って 私を抱き締める…この時 初めて…洸太は 何か知ってるんじゃないかと …ふと思った…
この暖かさに…満たされていくのを感じながら しばらく洸太の胸にしがみついていた……

