航一郎「…そうか…でも正体バラした後はどう    するつもりだ?」

夢美「うーん。しばらくは、倉庫で生活か
   な?でも、そうなると、航ちゃんが大変   だよ?」

航一郎「俺が大変?どういうことだ?夢美」

夢美「えっとね、私と航ちゃんがなんらかの関   係があるって知ってるからね、氷龍の奴   らは」

航一郎「なぜ?」

夢美「最初に航ちゃんって呼んだから?」

航一郎「ふーん。で?お前が学校来なくなった    ら、俺は、氷龍の奴らに質問攻めにあ    うってわけか」

夢美「そういうことになるね」

航一郎「でも、学校壊すなよ?」

夢美「わかってるって。グランドでやるから多   分大丈夫だよ」

航一郎「多分ってなんだよ、多分って!」

夢美「え…だって、毒蛇の奴らが学校壊すかも   しれないし…ね?」