俺は嬉しかった。 やっと解放されるって、 そのまま黙って俺はお袋にも何にも言わないで、 出て行った。 その時の俺は高校生だった。 取りあえず行き場は分からないけどお袋から一万だけ貰って 服だけ買ってそれに着替えて行き場もなく歩いた。 女をみるといろんな事が思い出される。 だから、女にかけられそーになるとすぐに逃げた。 俺は女という存在が怖いんだ。