「...誰も...居ない...?」
ああ...向こうは寮があるんだ
それで...体育館がある.
こっちに行くとすぐグラウンドがある.
「...慣れてるな,私」
自分の思考にため息と吐き筒
今喜ぶべきなのか悩んでいた.
「(...私の夢は二次元に行くことだった)」
それは会いたい人がいたから
...この乙ゲーの私の中の大本命
" 東間 優雅 "
...そう...このお方は...
THE☆クールビューティー
そして少し天然が入っている
そしてドS.ドS. (大事なことなので2回言いました)
「私のドストライクなお方なのおおおお!!!!」
...いっけなぁ-い☆
叫んじゃった☆
菜乃ってば,うふ☆
茶番はここまでにしておいて.
そう,優雅様は本当に私のタイプ.
...というか優雅様に惚れて私のタイプがこれになったんだけどね.
いつしか真面目に恋してしまいそうで
怖かったけど...
「...会えるのかな,」
期待と不安が混ざって
気持ち悪い
どうしよう
鼓動がドキドキと忙しく脈打つ
「...でも人居ないし」
...どうしようかな

