堅物くんとの恋愛過程




「舞さん・・それで、どうでしょうか?」



「やるっ!!!」



文弥くんの言葉も遮るような形で、思わず声を荒げてしまっていた。



「本当ですか!?」



「うん。副委員長なんて私がちゃんとやれるかわからないけど」



「それなら僕が精一杯フォローさせていただきます」



嬉しそうな文弥くん。



私にはそれが何より嬉しい。



「良かったぁ。私ね、さっきまで文弥くんから別れ話を持ちかけられるのかもって・・・1人で不安になってたんだ」



ほんの数分前の私に”大丈夫だよ”って言ってあげたいくらいだ。



「そんなことあるわけないじゃないですか!?僕がこんなに・・・」



「え?」



突然、言葉を濁す文弥くん。



そして、何だか顔もちょっと赤い?



「い、いえ。何でもありません。ただ僕は舞さんと一緒にいたくて、こんなワガママで独りよがりは提案を押し付けてしまいました」



”だけど!!”文弥くんが続ける。



「舞さんがこの提案を受け入れて下さったこと、本当に感謝しております」



「うん」



どこまでも真面目な文弥くん。



でもね?



私と一緒にいたいと思ってくれていた。



それだけで私はもう、天にも昇る気持ちなんだよ。