堅物くんとの恋愛過程




「まったく。舞さんは無防備すぎです!」




そう。




こんなやり取りをしている間にも、通り過ぎる野郎どもがみんなして




僕の可愛い舞さんの姿に、デレデレとだらしなく鼻を伸ばしたような表情してやがる。




くそ!




ホントにこの人は自覚なさすぎで、困る。




「舞さん。貴女は僕だけのものと、ちゃんと理解していただけませんか?」




そう言って僕は




互いの指と指をしっかりと絡め、決して2人離れることのないよう




堅く強く手を繋ぐ。




「ふ、文弥……くん」




「何か文句ありますか?」




少々、強引なやり方だったかもしれないが




「ううん!大好き!文弥くん」




舞さんは更に天使の笑みで笑って見せてくれた。




「…………」




この人のこういうところ




ホント参る。