「姉ちゃん。今日なに食べたい?」 「んー… 枢が食べたいものでいいよ? 私が作るし!」 「いや、僕が作るよ」 「姉ちゃんはテレビでも見てて待ってて」 「えぇ…せめて手伝うよー」 「お願い、俺にやらせて?…」 「ゥッ…わかった…」 いつの間にか、 [優菜]から[姉ちゃん]に戻ってて。 ぎこちない空気も消えていた。 ちょっと心配してたけど、 これなら大丈夫そうかな?