愛させろよ。

気づけば、俺たちは立ち上がって拍手を浴びていた。

宮崎先輩が叫んだ。

「ありがとうございました!」

終わったんだ……

そう思いつつ、俺たちも叫ぶ。

「ありがとうございました!!」