蝶の行方は







その声に、俺は足を止めてはいけないのに、止めてしまった。






土「…祈織。」






祈「こんにちは。甘味は苦手だとか言ったのに、また来てくれたんですね。

嬉しいです。」




土「それはこいつが勝手に…」



沖「あれ、土方さん玉乃屋に来たことあるんですか?



あ、もしかしてこの前の散歩って…」







土「たまたまだ。たまたま。」







沖「ふぅん。…たまたまで甘味処に行くって、なんですかそれ。」



土「あ‶?」



沖「いーえ、なんでも。


あ、祈織さんいつもの二つください!」



祈「はーい!」