蝶の行方は




本当に、自分が嫌になる。




なに紫羽に八つ当たりしてんだ。






こんな小さなことにイライラして、ただの町娘の一言を恐れて…




そうだ、俺は恐れているんだ。



あの娘…祈織が土方歳三である俺を怖がるんじゃないかと。

俺を嫌うんじゃないかと。