蝶の行方は




紫「寂しくなるね。…あ、一くん夕餉の支度、できてるよ。」

斎「そうだな。

あ、そういえば。」


一くんは座りながら、ふと顔を上げて。


斎「今日は色々な人から、あんたのことを褒められた。」


微笑みながら、そう言った。