孤独な王子様


ガバッ
『っ!はぁはぁ。夢か…』



久しぶりにあの時の夢をみた

凛、お前の最後のお願い俺はまだ聞けそうにない



……いや、一生無理かも知れないな



そんな事を思っていると



…ガラッ
突然扉が開いた

「あれ?ここに人がいるなんて珍しいですね
先輩ですか?」


っ!?!?



「?もしもーし」


『凛…』

入ってきた女の子は凛にそっくりで思わずそう言ってしまった




「え?あっいや私は凛って人じゃないですよ?」


そ、うだよな。凛の訳がない



『悪い、お前が俺の知り合いに似てたから』



「そうなんですか。えっとここ使っていいですか?」


ここでなにするんだ?


『いいよ、てか敬語やめろよ?』



「え?あっいや、でも」


『でもじゃない。
俺、神田翔輝。ちなみに2年ね。お前は?』


「あっ!水山真由です。2年生です…ってあれ?同い年?」


『だな。だから敬語は無しな笑』