……夢をみた
それは俺が中3の時の出来事だった。
俺の隣にはいつも彼女の凛がいて毎日が楽しかった
…………あの日までは
あの日いつもの様に凛と帰っていたら
ザッ「よぉあの時はどうも」
目の前に十数人の男たちが現れて突然そんな事を言われた
『あ?誰だお前』
俺はこいつらに見覚えが無かったからそう返した
グイッ
「こいつがお世話になったみたいでね」
『あぁ思い出した。あの時の弱い奴だろ?』
「チッ そんな口きいてられんのもいまのうちだぜ」
『凛、お前は隠れてろ』
「でも!」
心配してくれんのは嬉しいんだけどな……
『大丈夫だから、俺が負けた事あるか?』
「ううん、無い」
『だろ?だから信じて待ってろ!』
「うん……気をつけてね?」
「彼女の前だからって余裕ぶってんな、よっ!」 ブンッ
うおっ!いきなり武器なんか使いやがって
バキッ ドカっ
~5分後~
『はぁ、お前らの負け。もう俺に近づくなよ』
「クソッなめやがって〜!!」
あいつらの仲間の一人がナイフを持ってこっちに向かってきた
……この時俺は油断していて避けられなかった
(あぁ俺死ぬのかな…)
グサッ……そう思っていたのに暫くたっても痛みは襲って来なくて