「もお、巧斗ぉ、怖いっ」 いつもの強気のお姉ちゃんじゃない。 きも、 あ! つい本音が 「夏海!大丈夫俺が居るから大丈夫。だいす」 「じゃ、先に話す」 巧斗くんの言葉を遮ったのは 弘人だった。 この時はじめて 弘人に感謝した。 弘人、ナイスプレー あたしは心のなかで言った。 目の前でイチャイチャされるのは なんかムカツク