~10分後~


「理事長室どこ〜」


真優「広すぎ!地図欲しいわ!」


広すぎて理事長室が未だにわからない…


真優、私「まぁどうにかなるっしょ!!」


まぁどうにかなるかとポジティブに考える私達。


そんな事を考えていると、目の前に他のドアと大きさもデザインも全く違うドアがあった。


大きさは他のドアの2倍くらいで、まるでどっかの豪邸への入り口のドアみたい。


ドアの上のほうに、‘理事長様の部屋’と書いてあった。


「理事長様の部屋ってなんなの?しかも、〝入る時は必ずノックしろ!しなければどうなるかわかってるな?黒笑〟って書いてあるし…」


真優「すごく上からじゃん…」


時計を見たら9時10分になっていた。


「ヤバイ!早く入ろ!」


真優「そーだね!!入ろ入ろ!!」