「…………っあ!!!」


思い出しました、地面に付いていた血!!


「ちょ、ちょっと待って!!」


急いで追いかけ黒猫の足を確認。


(あーやっぱり……)


後ろの右足を怪我していました。


血はもうほとんど止まっていましたが、このままだと傷口が化膿してしまうかも……


私はしばらく考え、そして……



「ちょっと急いで救急箱持ってくるから……このままここでじっとしてて?」


そう黒猫に伝えてダッシュで家に向かいました。


ああ……駄目だ私、なんか放っておけなかった(泣)


怪我をしている黒猫のために、私は今、全速力で救急箱を取りに向かっています。


……けれど、頭の中は【早くプリン】【睡眠時間なくなる】【だけど明日も仕事】この3ワードがグルグルしまくっております。……はあ(泣)