「おまえ…今日みたいな下着、もう絶対学校に着けて来るなよ!」

彼はややキツイ口調で私にそう言った…

「今日の出来事でホトホト懲りました」

私は笑いながら素直にそう口にしていた…

「でも…俺の前だけだったら、あのセクシーなの着てもいいからなぁー」

そう言いながらも顔を赤らめる彼がとても可愛く見えて…

「うん…考えておく…」

そう言いながら裏門を通るけれど…

もうそこに風は吹いていなかった…


(おわり)