【短】はちみつキャンディ


そして試合は見事に優勝。




この時から、あのはちみつ味の飴をよく持ち歩くようになった。





そして、約一年後の春。




俺は廊下を歩いていた。




そしたら、





「きゃぁっ!!」





―バサッ





目の前であの時のようにプリントをぶちまけてしまった梨衣香ちゃんがいた。





「もー…最悪…」





そう言ってる梨衣香ちゃんにこちまで舞ってきたプリントを手に、




「はい、これ良いことがあるお守り。」




と、プリントと一緒に、はちみつ味の飴を渡した。




そして、




「これ、美味しいよね。」




そう言うと、




「はい、大好きです!」




と、笑った。





―はちみつキャンディ―
(俺らの始まりはきっとここから。)





End.