──────
『その日』から優芽をあまりみないようにしてる。


真利はいじめに誘ってきたけど断った。

当然あとから逆らった罰はあるけど、それに負けないくらい決意は固いんだから。



そんな毎日が続くなか、ある噂をきいた。




『優芽っていう子がさ…』


『それはあぶないんじゃ…』


嫌な予感…


気づいたらその噂をしていた人に喋りかけてた。



「優芽っていまどこにいますか!?」


「…えっ?倉庫だと思います…」

「ありがとうございます!」



戸惑いながらも答えてくれた女子にお礼をいってダッシュで優芽のもとへ向かう。


足が遅いからダッシュに見えないかもだけど…

そんなこと気にしないっ




やばい

はやくしないと…



優芽がアブナイ気がする。