時間は過ぎてゆき 放課後だ。
「柴田くん!!」
私は急いで柴田くんの元へと向かった。

「あ、たしか西原?」

「名前覚えててくれたんだ!!ありがとう!!」

「てか俺ら同じクラスだな!」

「うん!」

「よろしくな!」

「うん よろしくね!」
お互いのメールアドレスなどを交換して柴田くんとばいばいした。

神様ー!本当に有難うございます!
この、ご恩は一生忘れませんー!
そんな、事を思っていると
「西原さん....だっけ?」
と、一人の女子が話しかけてきた。


「え、あ うん!」

「私 田加井 美鐘(タガイ ミカネ)だよ!よろしくねっ」
私に話しかけてきた女の子は田加井さんという女の子。
私の席の前にいる子である。
田加井さんは目が大きくて、くっきり二重で、髪もふわふわしていて理想の女子だ。

「よろしくね!」

「よかったら美鐘って言ってね!」

「じゃあ、私も」