あの丘の上で【上】



「似てるかな、だいぶ。」


「あれ?何で…?」


「口に出てたよ。ふふっ、高瀬さんよくそんなことあるよね。」


うわっ、そうなんだ…気をつけないと…


「あっ、予鈴鳴ったね。じゃあ、また。」


「うん、またね。」