笑顔を崩さないように教室を出る。 「雪菜、お疲れ様。友達、一杯できたみたいね。」 「愛ちゃん…うん、皆、優しかったよ!」 あー、耐えていたのに、愛ちゃんと秀くんだけになったらやっぱり駄目だ…。 「また3人でご飯食べられるな。お帰り。」 「秀くん…うん、ただいま!」 「あ、秀、私の雪菜泣かした?うわー、最低…」 「いや、泣かしてないよ!おい、雪菜泣き止め!愛に殺される!」 2人の会話に泣き笑いになる。 それから3人で笑い続けた。