「お疲れ、長かったな。」 久しぶりの2人に少し視界が潤むが、そこは涙腺を締めた。 「報告は私達に任せて!雪菜は戸惑ってるクラスメートに今回のことの説明ね?」 事件の報告は2人がしてくれるようで、私には1組の皆への説明が回ってきた。 本当の、高瀬雪菜の姿に戻って、皆の前に立つ。 「あの、この姿では初めまして、高瀬 雪菜です。」 そして今回の出来事を話した。