「あ、このことは誰にも言わないから安心して。 …安心はできないか、知らない人だもんね。」 「藤井君なら安心できるよ?クラスメイトだし。…それに前もここで会ったでしょ?」 「ちょっとだけだけどね、覚えててくれたんだ?」 あの一言交わしただけのことを覚えててくれただけで何だか嬉しかった。 「もちろん。…今までばれないかドキドキしてた、そういえば。」 そういって彼女はクスクスと笑った。