「…あれ?藤井君?…あ、お邪魔してます。」 まだ脳が覚醒していないのか、ぼーっとした感じで話す。 「また、お邪魔してます?…お久しぶりです、高瀬さん。」 そういうと、大きな目をより見開いた。 そして口元に手を当て、マスクをしていないのに気付いたのか、慌て出す。 けど、それも無駄だと思ったのか、僕の方に向き直った。 「ばれちゃったか…」 ちろっと舌を出す姿はイタズラがばれた子供みたいだか、そこに可愛さと色気が混じっていた。