あの丘の上で【上】



丘に登り、いつものように大木にもたれると上から寝息が聞こえた。


もしかして、彼女?


彼女、というのは1度ここで会っただけのあの人、高瀬 雪菜。


ちょっと期待して見上げれば普通科の制服が見えた。


「はぁ、ここばれちゃったか…誰だよ…」


せっかくのサボり場所が…。


立ち上がって見てみると、そこにいたのは中西 雛だった。