「ここに入ってるからね? …まだまだあるんだから、絶対に帰ってくること!いいわね?」 秋くんに背中を押され、桜ちゃんに抱きついた。 「ありがとう!ありがとう、桜ちゃん!」 私の涙が落ち着いて、桜ちゃんが用意してくれたトランクを持って。 リビングのドアのノブに手を添えた。