あの丘の上で【上】



「…ちゃん!雪ちゃん!」


その声が聞こえて、意識が急浮上した。


目の前には、心配そうにした四人。


私にとって家族みたいな四人。


「アレン兄さん、沙羅姉さん、響お兄ちゃん…琴ちゃん。おはようございます。ただいま、帰りました。」


泣きそうな四人に笑いかける。