あの丘の上で【上】



「うん、ありがとう。」


3人が見守る中、トランクのファスナーを開けた。


中で、幼い自分が眠っていた。


「本当にいい?雪ちゃん」


「よろしくお願いします。」


その言葉に頷いて、琴ちゃんが能力を使った。


ゆっくりと目を開く幼い自分。


自分で出てきて、私の目の前に立った。
「お久しぶりです。」


と、笑顔で言った彼女。