「お願いします。」 その後は一言も話すことなく、黙々と作業を進めた。 雪ちゃんがドッペルゲンガーを作り、その子に全てを託して。 その子は笑顔でそれを受け入れ、自らトランクの中に入り、目を閉じた。 そして、私の能力で彼女の時間を止めた。 2人で一緒にトランクのファスナーを閉めた。 「後は、結界を張って、小さくするだけ。その後は私に任せて下さい。」 それにコクリと頷き、結界を張った雪ちゃん。 フラフラしながらも、最後にトランクを小さくし、私に手渡した。