あの丘の上で【上】



「あまり時間はない、直ぐに始めよう。」


アレンさんの言葉に、深く頷く。


「響も、私もアレンもこの事について話せないの。雪菜ちゃんには知らない人かもしれないけれど、琴音ちゃんに全てを話してもらいましょう?」


「琴音さんは、なぜ呪いをかけられていないんですか?暗部が私の…親友を放っておくとは思えません。」


親友、という言葉に照れてしまうけれど。


これは聞いておく必要がある。