あの時、雪菜は琴に全てを任せた。 直ぐに、琴はこの国から逃げた。 亡命、と言ってもいいだろう。 雪菜から受け取ったものを、必死に今まで守り続けていた。 「楽しみだなぁ…綺麗になってるんだろうな…雪ちゃん。」 「本当に美人になってたわよ?雪菜ちゃん。」 「沙羅お姉ちゃんは会ったの!?」 「3ヶ月くらい前にね?ねぇ、アレン?」 「あぁ。まぁ面影ははっきり残ってるけどな。」 四人で集まるのは、初めてかもしれない。 昔はここに雪菜もいた。