「雪菜、そろそろ人間の姿に戻ってよ。」 「でも服が無いでしょ?」 そう言うと、思い出したように笑い出した。 「そうだった、そうだった。はい、これでいい?」 そう言って、バスローブとともに別の部屋に連れて行かれた。 そう、それが私達の密会の方法。 鳥になって、私が響お兄ちゃんの家まで飛んでいく、というもの。 響お兄ちゃんは忙しいから、昔は来てもいないことが多かった。