あの丘の上で【上】



「…わかってます。好きって、これでしょ?」


本当は少し前には気付いていた、たぶん。


でも認めたら、どうにかなりそうで。


まともに話せなくなりそうで。


どうしようもなくて。


「あら、気付いたのならアタックあるのみよ?私は両想いだったのだけれど。」


「アタックなんて、私には無理!」


無理だ。


絶対に無理だ。