Side拓馬 「悪魔は物を自分の思うままに動かすことができる。こんな風にな。」 そう言って隣にあったお弁当を少し浮かせた。 「強い悪魔なら、例えそれが人間の体だとしても動かせる。」 「それは、目の前で見ました…。」 あの光景が目に浮かぶ。 「実際に操られたらどんな感じか、試してみるか?」 そういってニヤッと笑ったアレンさん。 その手が少し動いた瞬間、僕の体は動かせなくなっていた。