何分経っただろうか。 張り詰めた空気。 私は目の前に座るこの人が苦手だ。 「失礼いたします。」 そう言って、入ってきたのは昨日あったばかりの3人。 沙羅さんとアレンさんと藤井君だった。 「どうぞこちらへ。」 私は何が何だかわからないままだ。 隣に藤井君が座り、前に沙羅さんとアレンさん。 左に本宮会長。 あのことがばれてしまったとしか思えない。